2018年05月12日
こんにちは、アナスタシア・ジャパンの岩砂晶子です☆
先日、北海道のMさんが、春の恵をたーくさん送ってくださったの。
Mさんは、毎年、春と秋になると、北海道の自然の恵みを届けてくださる
北海道のサンタクロースさん☆
今年も、行者ニンニクやら、高麗ニンジンの祖みたいなやつとか、タラの芽などが
段ボール箱に入って届いたんです、お手紙が添えられて。
読むと、こういうことでした。
Mさんは北海道の山々に土地をお持ちで、
そこで自然の循環を少しだけ手助けしながら、
行者ニンニクなどの種をとり、蒔き、増やしていらっしゃったんです。
それも何十も。
具体的には40年以上だそうです。
それは、お金のためではなく、
天然の行者ニンニクなどが、北海道から絶滅しないよう、祈りを込めて。
今、スーパーや八百屋さんに出回っている行者ニンニクは
農薬をたっぷりかけて畑で育てられているものなんですって。
それに山菜採りに来る人たちが、Mさんの土地に侵入し、
これらの恵みを、断りもなく、
ぜーんぶ、根こそぎ、一本も残すことなく採っていってしまうんですって。
そういう人たちが、たくさんいるそうなんです。
採っていくだけならまだいいのだけれど、
行者ニンニクの息の根を絶えるような採り方をするそうなんです。
ご存知でしたか?
行者ニンニクは、茎が白いところから折ると、もう生きることができず、
枯れて死んでしまうんです。
また、Mさんの手紙には、
終活の年齢になったので、もう山へは入らないことにする、
と書いてありました。
今年の行者ニンニクが最後だということでした。
そして、40年と育ててきた行者ニンニクを
心のないひとたちに殺されてしまうよりは、
わしがその命をとって、あなたたちに食べてほしい・・・と。
そう、今年のMさんの行者ニンニクは、異様に太かったのです。
それは、40年ものの行者ニンニクだったからでした。
Mさんのあたたかい想いがあって、
40年もの歳月をかけて、ここまで太く育ち、
また、子孫を残してきてくれた行者ニンニクたち。
ツヤといい色合いと言い、ずしっとした存在感の行者ニンニクたち・・・。
白い茎のところから、切られていて
もう命を戻したくても
戻せない 行者ニンニクたち・・・。
わたしは、涙が止まりませんでした。
本当は食べたくなかった。
元の姿に戻したかった!
でも、もうこの姿になってしまった以上、感謝して食べるのがすべてにとっていいのだと言われ
心して、心していただきました。
でね、
その晩、
夢の中に行者ニンニクの精霊が現れたんです。
そしてビジョンを見せられたの。
それは、狩人に射止められた鹿が、山の中で倒れていて、
血を流しながら死んでゆく姿でした。
そして行者ニンニクの精霊は、声なき声でこう伝えていました。
言葉にすると、こんな感じです。
『すべては生命のエネルギーなんだ
すべてに生命のエネルギーが宿っていて
わたしたちは、それによって生かされている』
その鹿のシーンから、わたしは
あー、生命のエネルギーってこういう感じなんだ!
と、リアルに生命エネルギーを感じたんです。
それは、すっごく躍動していて、とてつもない爆発力を持ちながらも
精妙で、自然界のいたるとことにある
すっごいエネルギー。
あぁ、わたしたちは本当にホントウニ、生かされているんだ!!!
少量でもいいから、生命のエネルギーを宿しているものを食べるようにしよう。
生命力を感じるものであれば、なおさら感謝は大きくなるしね☆
不思議なことに、只今作業中の7巻のタイトルを連想させる出来事でした☆
☆追伸☆
山菜採りに行かれる方へ
植物たちの命を根絶しないように、彼らがまた芽を出せるように
山菜の採り方は学んでから、山菜採りに行ってね☆
また、すべての山菜をとり尽くさないでね。
動物たちも食べるし、来年も芽が出るように、みんなで気を配って、
感謝の気持ちいっぱいで、山菜採りに出かけてくださいね☆
わたしも、もっと自然界の知恵を学ぶように心掛けていきたいと思います☆