2022年02月26日
こんにちは、アナスタシア・ジャパンの岩砂晶子です☆
ロシアによるウクライナの武力侵攻のニュースに、とても胸を痛めております。
犠牲になられた人々に心からの追悼を表するとともに、
一刻も早く戦争が終結し、
国際社会が、
すべてにとって善なる解決策を選択することを強くイメージしています。
また、
数多くの読者さんから、
現地からの情報、わたしの意見、
そしてアナスタシア式の見解についてのお問合せも増えていますので、
この場を借りてご返答とさせていただきますね。
その前にまず、前提をお話しさせてください。
1)このブログを書いている現時点で、この件に関する、アナスタシアとメグレ氏からの発表はありません。今後、お二方の声明などが出るようでしたら、日本語でもお伝えできるよう頑張ってみます。
2)わたしはアナスタシアでも、著者のメグレ氏でもないですから、
お二人のお名前で発言することはありません。
3)わたしが意見を発言するとすれば、
その時点での私の意識状態における見解や意見であるということを
ご承知おきくださいね。
では、
今の私の、個人的な意見になりますが、シェアさせていただきまーす☆
いかなる理由であれ、
それが「平和」という語彙を掲げた『正義』であったとしても、
戦争や武力行使は選択肢に入れてはいけない
そう、強く思います。
また、今こそ、
どんな戦争も、それこそ家族や職場での喧嘩ですら、
関わった人の人数分の『真実と見解』があるということ、
そして
それらの全てが「正しくもあり、同時に間違ってもいる」ということを、
21世紀を生きるわたしたちは、
腑に落とすレベルで理解する時です☆
『真実と見解』は、
その人の意識の明晰性に左右されます。
だからこそ、
わたしたち一人ひとりが『自分掃除』に取り組むことが
何よりの世界平和への近道だと思っています。
(自分掃除については →『
自分掃除の旅☆その1 あなたの人生を導いているもの』)
今、世界中の大半が「ロシアが悪い」と言って敵視しています。
わたし自身も、
「どんな理由があっても、ロシアはウクライナ侵攻をしてはいけなかった」
と思っています。
ですが、その意見に伴った次なる言動は、一般論のそれとは異なっているように思います。
というのも、
「〇〇が悪い!」と敵視するもののみ方が
次なる憎悪を生むからです。
まさに「敵視」という選択が、
すでに次なる戦争を生んでいるという事実を
わたしたち一人ひとりが、肝に銘じなければなりません。
そして、
その考え方が、美しい時代に移行することを阻止している・・・。
「〇〇からすると、置かれていた状況は△△だったので、◇◇を感じていた。
だから□□のような行動をとることにした。
一方、
●●からすると、置かれていた状況は▲▲だったので、◆◆を感じていた。
だから■■のような行動をとることにした」
現状のように、世の中が旧態依然とした考え方の場合の選択は、
「悪いのは〇〇だ! 反撃するか、制裁しか方法はない!」
でも実は、選択肢は無限大に存在するのよ~
(詳しくは →『
自分掃除の旅☆その6』)
これからの時代の考え方は;
「では、双方がよろこぶことのできる結果になるよう、
クリエイティブな解決策を一緒に編み出しましょう☆
そのために、まずは、
お互いが置かれていた環境と気持ちを、
双方が自分のこととして理解し、感じてみることから始めましょう☆」
となります。
ちなみに、
上記の双方の会話「◇◇だと感じていた」「◆◆だと感じていた」にある
◇◇ ◆◆の部分に入る言葉は常に同じなんですヨ。
なんだかわかりますか~?
答え:「恐怖」
とどのつまり、
ロシアのウクライナ侵略は、
未だに社会が、
つまりわたしたち一人ひとりが、
「恐怖」に人生を導かせることを、自ら許してしまっている、
ということの表れであり、
これまでのわたしたちの「意識と行い」によって起きた「結果」である
と思うんです。
残念ながら、わたしたち一人ひとりの内にある、
あたたかい想いが、まだ少なく、希薄で、リアルではないのです。
だから、いとも簡単に
「恐怖」に操られてしまう。
そして、
シリーズ5巻のタイトルにもあるように
「私たちは何者なのか」を知らないから、
自分の内に秘めているパワーの存在を無視して、
他者に自分の主権を明け渡してしまっている。
あたたかい家庭環境で、
物質と意識のバランスがとれた、明晰性の高い家庭、
愛の空間で育った子どもたちは、
生涯、恐怖を派生させる「武力や戦争」や「敵視」することが
選択肢に入ることはありません。
だからわたしは、
恐怖を派生させる余地のない社会、
つまり「一族の土地・祖国」の暮らしが
最高の解決策であると改めて思ったし、
「一族の土地・祖国」ベースの社会に移行していくためにも、
わたしたち一人ひとりの意識が、より明晰になっていくことが
必要不可欠だと強く思いました。
一部の日本の読者さんたちから、
「アナスタシアシリーズに書かれていること、
特に政治や歴史的な部分が難しい」
というお声もいただいております。
でも、
まさに、この部分の著者の見解をご理解いただければ、
今の現状をよりクリアに俯瞰できると思いますヨ。
また、
技術の発展とともに、
フェイクニュース(やらせ報道、自作自演の動画など)が
想像以上に出回っています。
政府が工作しているという話もあり、
本当に起きたことを知ることなど、
もはやわたしたちには不可能な状態だということです。
わたし自身が
今できることとしては、
この辺りのことにも
より深く触れている8巻下を
少しでも早く出版できるよう、
引き続き精いっぱい頑張っていこうと強く思いました。
さて、今回の件で、情報提供の依頼も届いております。
今後、アナスタシアやメグレさんの声明などが出るようでしたら、
日本語でもお伝えできるよう頑張ってみます。
最後になりますが、
「敵視(つまり、自分の正しさの押しつけ)」は、
敵視された側にも「悲しみ(理解してもらえなかった)」を生みます。
そして
「悲しみ」は「怒り」に代り、
やがて
「恐怖」に変貌し、
距離と時間に関係なく、どこまでも波及していきます。
その連鎖が至るところで、
何百年後まで続き、より複雑なものになってしまう。
だから、
憎悪を生む選択をした人や国を批判したり敵視するのではなく、
彼らをも大きく包みこんで、
全体にとって善なる解決策を創意工夫する
新しい文明に移行しましょうよ☆
まさに、今がそのタイミング☆☆☆
そのためにも、
わたしたち一人ひとりが
自分の内奥と真摯に向き合い、
あたたかい想いのある言動を選択していくことを
切に願っています☆
2022/2/25
岩砂晶子
【追伸1】3月1日は「しあわせを創造する15分間の日」です☆
一緒に、あたたかい想いあふれる自分と社会のイメージを放ちましょう!
↓↓↓
News
【追伸2】今こそ、この本もオススメです☆
↓↓↓
タイトル:『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』新版
(詳しくは →『
自分掃除の旅☆自己観察PART4』)
世界60か国以上、100万人超の人たちに読まれている
「話し方」の教科書 というべき本。
『人から一方的に決めつけられ批判されるような局面では、
どうしても自分を擁護したり、身を引こうとしたり、反撃したりしがちだ。
しかし、
NVCに切り替えることで、
自分と相手について、自分の意図したことについて、相手との関係について
新しい視点からの理解が可能になる』
著者:マーシャル・B・ローゼンバーグ
出版社:日本経済新聞出版社