無事にノボォシルビスクに到着。
時刻は14時過ぎでした。
専用車で一路シダーハウスへ。
シダーハウスは約100キロ北のカンダウロヴ村の一角にあります。
これは道中、車窓からのシベリア風景。
シベリア鉄道を横ぎり・・・
約2時間、永遠と続く畑と森を走ります。
案内人に聞いてみたら、高速道路を走っているとのこと。
でも料金所もなく、日本人には一般道路としか思えませーん。
どうやらロシア人の言う一般道路とは、舗装していない道らしい。
2日前に降った雪が解けて、路面はぐちゃぐちゃ。
でも、私は日本のアスファルト道路より
何だかこちらの方がいいな~。
幼いころ、長靴で水たまりに入ったあの水の感触・・・泥のヌルヌル感。
小鳥たちの水浴びの様子・・・
そんなことを思い出しました。
シダーハウスに到着~。これは玄関。
お庭のシベリア杉たちもお出迎えしてくれました。
お部屋に入ると、
う~ん優しいシベリア杉の香りが肺いっぱいに入ってきました。
癒されるわ~。
わーい、食卓には既にオルガさんのお手製のランチが並んでいます。
オルガさんのお料理は、ホントーに美味しいの!
旅の終盤に参加者のみなさんから、
「グルメ旅行だね」
と言われたほどなんですよ。
特にこのクレープみたいなのが絶品、トレビア~ンでした。
食後は、シベリアンシダーナッツオイルの生産所を見学。
道具はすべて、シベリア杉が鉄製の物と接触しないように作られています。
夕方、フェデおじさんと裏のタイガの森にお散歩に。
夕方といってもこの季節、シベリアの日没は22時頃なんですが、
身体は夕方だと思い込んでいるみたい。
そこまで疲れを感じませんでした。
白樺林の中を通り抜け、
西の空が赤く染まり、東の空からやわらかな青のグラデーションが
木々の間から見えました。
フェデおじさんは私たちにシベリア杉の大木を見せたかったらしいんだけれど、
先日の雨で道が路ではない状態に・・・
残念だけれど引き返すことに。
シダーハウスでは、ロシア式サウナが待ってますよ~。
これ、原始的なんだけれど、身も心も芯までポカポカに温まるの。
原始的って、若干大変だけれど、でも角がなくて私は好き。
暖炉の炎とキャンドルの暖かな光。
お布団と枕の中に詰まったシベリアのハーブや干し草の香りに包まれて、
旅仲間全員がぐっすり寝たのでした~。
つづく・・・