V.メグレ氏が、全地球の日、2015年7月23日にニューヨークで開催された全世界の若者サミット、Nexus 2015に参加し、サミットの多くの参加者にロシアの一族の土地の概念を紹介しました。
サミットでは、他にもたくさんのエコビレッジの紹介があり、V.メグレ氏が次のことに気づきました。
世界のほとんどのエコビレッジの共通点は、土地、家、畑などの個人所有がないことに対して、 ロシアの一族の土地の概念は、土地や家の個人所有を基本とします。
一族の土地をつくる目的は、自然な環境で共同生活をすることではなく、家族で自然な暮らしをすることです。
今までは一族の土地の入植地のことをエコビレッジという言葉でよく言い変えたりしていましたが、 それぞれのイメージに違いがあるため、今後は使い分ける必要があるかもしれない、とメグレ氏は述べています。
V.メグレ氏のスピーチの最後は次の言葉で締めくくられました。
「アメリカ人、ロシア人、日本人、ヨーロッパの人々、全世界の人々が一緒に、一族の土地をつくりはじめたら、何が起きますか。 アナスタシアが言うように、一つの一族の土地は、地球上の小さな一点だけど、そのような小さな一点が多く なってきたら、地球がもっと変わって、美しくなります!
考えてみてください。とても簡単な行為です。
自分の家族のために楽園をつくることです。
そして、そのような人が多ければ多いほど、地球は美しくなります。
すると、今、全世界で起きている、もっとも恐ろしい戦争も終わります。何千年も、何億人もの人々がその戦争に巻き込まれています。それは、国と国の間の戦争ではなく、家族の中の戦争です。 男性と女性の間に愛がなくなり、お互いが憎みはじめたときに起こる戦争。 喧嘩をしたり、ののしり合ったりして、離婚するほどのもので、ときには普通の戦争よりも恐ろしいことです。
今、私たちはそれをやめることができます。 家庭に愛を戻せます。
アメリカに招待していただき、Nexus 2015に参加させていただきました。 これから美しい未来を共に築いていく、という望みを持って、私はアメリカに来ました。 共に美しい未来づくりに参加しましょう!」