「私の目的はこの大学の学生や先生たちにウラジーミル・メグレ氏の作品を紹介すること、そして前向きな議論を促すことでした」
スロバキア共和国からの読者、マルチナ・シクロバンコワは、 アリマ・シトィロバ助教授の指導の元でシトラ市にあるコンスタンチン哲学者大学(Constantine the Philosopher University in Nitra)の哲学学部ロシア語学科にて、『V.メグレ氏の作品におけるイデオロギーや芸術の独創性について』という学士卒業論文を発表しました。
以下は論文の内容をまとめたものです。
「この学士卒業論文は理論的な内容になっている。
これは、V.メグレ著『アナスタシア』における、イデオロギーや芸術の独創性についての論文である。私たちは、文学的、社会的、哲学的、精神的および文化的現象として、この本の研究を行った。この論文は、ロシア文学における最も著しい、良質な作品はすべて過去に書かれたものだけではないこと、そして、現代のロシア文学にも興味深い作品や登場人物が存在することを証明するのが目的である。現代のロシア人も、創造的能力を潜めている。
まったく新しい、美しくて際立ったアイディア、そしてロシアやロシア以外の国に住む人々の人生に実際に積極的な影響を与えるアイディアが、現在ロシア人の心の中で生まれていると、私たちは強調したい」