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2016年 ロシア日記 追記①

ロシアの旅に出発する前に、みなさんからのご質問を募集していました。
残念ながら、ベルゴロド州政府とシチェチニン先生の学校には質問ができませんでした。
祖国の方からの回答が得られた質問、
また私が見てきたものを回答とさせていただきます。
回答が得られたご質問のみを、Q&A形式でご紹介させていただきますね☆

☆祖国コミュニティからの回答☆
各祖国コミュニティや住人によって、回答が異なりました。

Q. コミュニティ全体で、何世帯が住んでいますか?
A. 各祖国コミュニティで異なります。
大型コミュニティは、330軒。小型はおそらく20軒前後。

Q. どのような層が住んでいますか?
A. あらゆる所得層がいたように感じました。

Q. どんな仕事をしていますか? 収入はなんですか?
A. みなさんお仕事は多種多様でした。システムエンジニアやwebデザイナー、ガイド、木工工芸などの芸術家など、祖国のご自宅からSOHOをしている方。それから、会社勤めや教員の方などなど。

Q. コミュニティには指導者のような人はいますか?
A. あるコミュニティでは、リーダーがいました。

Q. コミュニティに、共有の施設はありますか?
A. コミュニティによりますが、完成された祖国コミュニティには、敷地内に3軒ありました(現在もう1軒建設中)。

Q. コミュニティ全体としての運営はどんなことをしていますか?
A. あるコミュニティでは、伝統服教室や昔の暮らしのノウハウのお教室などが実施されているようでした。
また、別のコミュニティでは、「お祭り」を定期的に開催し、輪のおどり(フォークダンスに似ている)や歌を歌っていました。
今回訪れた祖国コミュニティではありませんが、ハーブティーの製造販売や工芸品など、コミュニティとして商品を製造販売しているところもあります。

Q. 全員がアナスタシアのファンですか?
A. あるコミュニティでは、住人の97%がアナスタシアのファンでした。その他のコミュニティではこの質問ができませんでした。

Q. すべて無農薬無化学肥料で農業をやっていますか?
A. おそらくなのですが、今回訪れた多くのコミュニティが規則というものをあまり設けていませんでした。ですので、無農薬無化学肥料の方もいれば、そうでない方法で栽培している方もいらっしゃいました。ちなみに、生業が「農業」の方がいたのかわかりません。私たちがお会いした方はみな、家庭菜園をなさっていました。
また、パーマカルチャーなど、様々な工夫を各自がこらしていました。
ちなみに、木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」もロシア語版で読んでいた方もいらっしゃいました。

Q. 土地は、政府または州から無償でいただいたのですか?
A. ベルゴロド州においては、現在は期限付き条件で土地の貸出しを行っています。無償ではありませんでしたが、とてもとても安価です。
今回訪問させていただいたベルゴロド州の祖国コミュニティたちは、この州法ができる以前に、自費で土地を入手していました。そして、あるコミュニティでは、メイン道路の苗木を州政府が提供してくれたそうです。
「しあわせの学園」については、8ヘクタールの土地と電気のインフラ整備を、ベルゴロド州が提供してくれたと聞きました。
その他、過疎化した村の放棄地と廃屋を活用していた祖国コミュニティもありました。こちらは、個人が行政から購入していました。
また、600ヘクタールの面積をほこるカフカス地方の祖国は、ひとりの実業家がこの土地を購入し、安価な価格で分譲してくれたそうです。

Q, インフラ工事、植林、家の建設費はすべて自費ですか?
A. ベルゴロド州において支援制度を利用した場合は、インフラと建設費の一部において、州政府による負担援助があります。
その他の州は、すべて自費です。

Q. 世界のコミュニティでは、コミュニティ内での対立や人間関係のトラブルが発生することが多いのですが、そのような問題はないですか?
あるとしたら、どのように解決していますか?
A. 人間関係のトラブルはあります。
あるコミュニティでは、ご先祖たちがどのように人間関係を克服していたのかを研究し、結果「お祭り」を定期的に行うようにしたそうです。歌を歌い、また瞳と瞳を合わせ、ゲームなどを盛り込んだ踊りを楽しむことで、次第にそのような問題が解決していったそうです。

Q. 電気、ガス、水道、下水道はとおっていますか?
A. 通っている祖国コミュニティと、インフラ設備がないコミュニティがありました。

Q. 水源は何ですか?
A. 水道のところもあれば、雨水を集めて利用していたり、井戸水のところもありました。

Q. 洗剤はどうしていますか?
A. 各コミュニティによりましたが、多くのところが天然系の洗剤を利用していました。合成洗剤を利用していたところもありました。

Q. トイレはどうしていますか?トイレットペーパーは使っていますか?
A. コンポストトイレが主でした。あるコミュニティセンターは、水洗トイレがありました。
トイレットペーパーは、水洗トイレの場合など、常設のゴミ箱に入れるところが多かったです。数件のコンポストトイレは、一緒に捨てていました。

Q. オムツや生理用品はどうしていますか?
A. 布製のものを使っていました。

Q. 祖国をつくり始める際に一番大変だったことは何ですか?
A. みなさん、それぞれ回答が異なりましたが、主に下記の通りです。
・資金(お金がなかったから、すべて自分たちで手作りした)
・想像以上に、自分が自然の中で暮らすためのノウハウに無知だったため、そのノウハウと知識を習得しなければならなかった。
・コミュニティ内の人間関係

Q. これから祖国をつくり始めるひとへのアドバイスがあるとしたら何ですか?
・なにも怖がらないこと。そして目標に対して一貫した行動をとること。
・隣人たちの具体的な計画を知ること。祖国づくりを始める前に、徹底的に相手を知ること。
・必ず、パートナーとふたりで祖国づくりをすること。男女それぞれのエネルギーでつくることにより、調和がうまれる。

☆別の機会に、別の形でもう少し詳しくお伝えできるようにしたいと思っています☆

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第4巻以降の刊行を行うとともに、
シリーズに登場するアナスタシア推奨のシベリア杉のオイル、
タイガの厳しい自然が織りなす恵みの輸入販売をとおして、
皆さまの心身の健やかさのお手伝いをさせていただいております。
書籍
『アナスタシア ロシアの響きわたる杉』シリーズ
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