こんにちは、アナスタシア・ジャパンの岩砂晶子です☆
年末年始はいかがお過ごしでしょうか。
さて、九州お茶会のキャラバンのお土産話を続けますね。
朝倉市と言えば、
まだ私たちの記憶に新しい、
今年7月の九州北部豪雨災害の被害地です。
その朝倉市で、12月1日にアナスタシアのお茶会があったんです。
会場は旧朝倉農業高校跡地の中にあり、門を入るなり、
かつては運動場や学校の田畑だったと思われる広大な場所に、
流木が積んであるのが目に入りました。
地元の参加者の方がおっしゃっていました。
「あれから、子どもたちは木を見るだけで怖がるようになってしまいました。
確かに今回の災害は、大量の流木が轟音とともに流れてきたので・・・。
ですが、流木を支えて被害拡大を防いでくれたり、
できるだけ持ち堪えようと頑張ってくれた木々もあるのですが・・・」
そんな中、参加者さんがすばらしい活動をなさっていらっしゃったので
ご紹介させていただきますね。
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朝倉流木2017
2017年7月、九州北部は未曽有の豪雨災害に見舞われました。
九州大学では、「九州北部豪雨災害調査・復旧・復興支援団」を結成し
活動を続けています。
その一環として九州大学 芸術工学研究院では
「災害流木再生プロジェクト」を行っています。
このプロジェクトは、
災害流木のいのちを
未来にむかう力として
再生させるものです。
流木を使ったしおり の収益は
朝倉市の義援金となり、
復興の一助となります。
デザインと制作は、学生を中心に行っています。
朝倉杉の香りと風合いを届けます。
九州大学 芸術工学研究院
知足美加子研究室
詳しくは
↓
福岡エルフの木 さん
・災害流木の栞
・流木集積所「旧朝倉農業高校」アグリガーデンスクール&アカデミー
・松末小学校の時計ワークショップ
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なんでも、
災害流木は泥や石を含み、傷があるために
製材に手間とコストがかかるそうです。
それでも、被災地の杉岡製材所さんは、
ご先祖が子孫を想い今まで大切に育ててくれ
また、この土地を見守ってくれていた木々が
悪者扱いされることをとても辛く思われ、
ご自身のできることとして、このプロジェクトに参加なさったそうです。
杉岡製材所さんのご協力により、
このように木目が美しく、薄くてとっても使いやすい栞に仕上がっています。
わたしどもアナスタシア・ジャパンでも、
被災地のみなさんの心の安らぎと復興を願い、
具体的になにかさせていただきたいと思っていました。
このプロジェクトとのご縁をいただきましたので、
朝倉の流木で作られた栞をいくつか購入させていただきました☆
アナスタシア・ジャパンでお買い物してくださる方でこの栞をご希望の方は
ご購入の際に、
備考欄に「朝倉流木栞 希望」とご明記ください。
おひとり1枚、在庫限りです☆
ご購入商品に同梱させていただきますね。
この栞を手に取る多くの方々が
あたたかい想いを
被災地の方々、特に子どもたちにおくってくだされば幸いです。