こんにちは、アナスタシア・ジャパンの岩砂晶子です☆
先週、海外出張から戻ってきましたー。
海外に限らず、いつも出張から戻ってくるとき、
故郷岐阜の中心に位置する金華山のシルエットを見て、
「あ~帰ってきた」って思うのです。
わたしはこの岐阜の地で生まれ、
岐阜で暮らしている。
学生のころはイギリスで暮らしたり、
東京で仕事をしていたときもあったけれど、
こうして岐阜に戻り、
あれからずっと岐阜で暮らしている。
だから、岐阜はわたしの故郷。
そして、
日中の青空にくっきり映える金華山であれ、
夜空にぼんやり浮かぶ深緑の混ざった墨黒い金華山であれ、
金華山特有のあの稜線を見るだけで、
ホッ~として、安堵が広がる。
そしてそれは、
東方面から帰ってきたときも
南や西から帰ってきたときであっても
どの方角から見ても、
わたしにはそれが金華山の稜線だとひと目でわかる。
それは、
毎日あの山を見て暮らし、
わたしの内で
あの山がわたしと一体化しているからだ。
そして思うのです。
わたしの両親も、大好きだった今は亡き祖父祖母も、
そして、
会ったこともないけれど、
わたしのひいお祖父ちゃんやひいおばあちゃんたちも、
金華山のあの稜線を見てきたんだって・・・。
ことばでは到底言い表すことのできない
時代を超える、そして超越する力が
たしかに故郷にはある。
でも、もしかすると、
それはわたしの内の奥底に
静かにしずかにたたずんでいる
先祖たちの声なき声なのかもしれない。