こんにちは、アナスタシア・ジャパンの岩砂晶子です☆
巷で流行っているらしい、コロナ対策の松葉茶。
わたし的には、松葉茶よりも
アナスタシアが推奨する
シベリア杉のエキストラバージンオイルがおすすめなんですが・・・(笑)
(シベリア杉は学名をシベリアマツといい、松なんです)
でも、松葉茶の由来についてちょっと調べてみたので、
シェアしますね。
『壊血病』をご存知でしょうか。
壊血病とは、ビタミンCの不足により毛細血管がもろくなり、出血する病気。
マゼランやクックといった航海者たちが世界の海を制した大航海時代、
長期間の航海によりビタミン不足を起こした船乗りが命を落とした病気。
その数、推定200万人。
その後、
壊血病を防ぐために、
航海の際に用いられるようになったとされるのが松葉茶。
松葉茶について書かれた最も古い文献は、
1536年にジャク・カルティエによるもので、
彼の文献には、
松葉茶はネイティブアメリカンが摂取していた
という記述があるそうですよ。
さて、
松葉茶を作るにあたって注意していただきたいのは、
『松属の松』であることをちゃんと見分けていただくこと☆
松に似ているけれど松属ではない植物もあり、
ものによっては毒性で人間にとって害を及ぼすそうです。
『松属と間違えやすい』避けるべき植物を少しご紹介しておきますね。
・トウヒ
・モミ
・ツガ
・ヒマラヤスギ
・カラマツ
・トガサワラ
・アブラスギ
・Norfolk pine ←シマナンヨウスギ/ノーフォークマツ
・Cyprus varieties ←イトスギ/セイヨウヒノキ
・Balsam pines ←バルサムモミ
・Lodgepole pine ←コントルタマツ/ロッジポールパイン
・Ponderosa ←ポンデローサマツ
松属の見分け方は、
針葉が2本、3本、もしくは5本で一束になって枝についていること。
お住まいの地域や気候によって、
一束についている針葉の数、つまり松の種類が異なります。
ちなみに、シベリア杉(学名:シベリアマツ)は、
針葉5本が一束で針葉が非常に長い松です。
話を戻しましょう☆
それから、
松かさ(球果/松ぼっくり)をつけるけれど『松属でない植物』もあるため、
松かさをつけるか否かでの判断はオススメしません。
松かさをつけるけれど松属ではない植物の一例:
・モミ属
・トウヒ属
・カラマツ属
・ツガ属
・コウヤマキ など
松属を見分けられる自信のない方、
農薬や除草剤の影響を受けていない松葉の入手が困難な方、
お茶を作るのが面倒な方、
そして、
コロナ対策以外のことも期待したい方は、
シベリア杉のオイル(シベリアンシダーナッツオイル)をどうぞ☆
余談ですが、松葉茶を作る際に問題となる松ヤニのねちゃねちゃは、
ココナッツオイルなどのオイルで解決するようですよ~。