うるう年である2016年がとうとう幕を閉じようとしています。たくさんの出来事が起こりました。それらすべてが喜べる出来事、というわけではありませんでしたが、私たちは美しいことについて話しましょう。
新しいロシアは依然として力を増し、発展し続けています。そしてこれはロシアだけではありません。「一族の土地」という構想は全世界に広まっています。他の国々からの数々の団体がロシアを訪れるようになりました。日本、アメリカ合衆国、韓国、ドイツ。それらの国からの観光客の数は、今後増えていくと思います。人々は大都会ではなく、一族の土地を観に、ロシアを訪れているのです。
それから、『ロシアの響きわたる杉』新聞のニュースが読めるのも、嬉しいことです。この新聞はまさに積極的な情報にあふれています。私たちの政党についての情報も載っています。ご存じでない方もいらっしゃるかもしれませんが、『母なる党』は今年の国会選挙に参加することができたのです。結果的に、国会入りすることは叶いませんでしたが、来年の選挙では必ず入るだろうという手応えを感じる状況でした。
それはどのような状況か。私たちの政党は、すべての手続きを終えて登録が完了した後に、署名を集めなければならない段階に入りました(*ロシアでは、国会選挙の新規参加条件として、政党は一定数の署名を集めなければならない)。生まれたばかりの私たちの新しい政党では、まだスムーズにいかないことがあります。本来、署名を集める必要がある政党には、6日間という期間が与えられます。そしてこの6日以内に20万人分の署名を集める必要があるのですが、私たちの政党の場合、3日間で集めなければならないという状況にありました。
そして、3日間でなんと6万5千人以上もの署名が集まったのです!
6万5千人の生きた署名。それは、私たちの政党には何百万人もの活動家がいること、そして彼らが適切な準備のもとに活動をすれば、私たちの政党は必ず選挙に勝つことができる、という事実を物語っています。なぜならば、正確で明確かつ明瞭なインスピレーションを国民に与えることができる政策は、この政党にしかないからです。その政策は、「一族の土地」と呼ばれるものです。 考えてもみてください。母なる政党、一族の土地。この政策は、国民の一人ひとりが実際に参加できるものです。多くの人はその言葉が持つ意味すら理解していませんが、それは単なる、「左派・右派」や「愛国心」、「母国を愛しましょう」だけに留まらないものです。この政党には、自分の一族の土地をつくるという具体的な行動を、正確かつ明確に呼びかける政策があります。
では、「一族の土地」とは何か? それはまさに愛国心であり、母国への愛であり、家族への愛であり、愛する女性への愛であり、子どもたちへの愛です。そしてそれらのすべては、単なる言葉だけではなく、行動が伴うものです。それは、とてつもなく力強く美しい構想、美しい夢です。ですから、もちろんこの構想はロシアの国民的構想になっていますし、全世界にとっても、新しい認識の枠組みでもあります。そしてこれは私のただの言葉ではなく、実践されているものなのです。
考えてみてください。去年の新年の挨拶で、私はロシアに250カ所以上の一族の土地の入植地があると言っていました。想像してみてください。『ロシアの響きわたる杉』シリーズの読者たちは政府の支援なしに、自力で250カ所の入植地、人が住める村をつくったのです。去年は250カ所、そして今年は既に300カ所以上に増えています。このように、毎年50カ所、右肩上がりで増加しているのです。
この構想は、ロシアそして世界中にとって新しい認識の枠組みとなっています。それは未来への夢であり、現在を生きる人々によって創造される未来なのです。そして、それは最も大切なことです。例えば、私たちは輸入代替(*2014年にアメリカ合衆国及びEUがロシアに対して行った経済制裁への対策として導入された政策。ロシア国外からの輸入品を国内生産に切り替えることを目指す政策)について話しています。ですが、『ロシアの響きわたる杉』という店があることを知らない人もいます。その店では、ロシアの一族の土地で生産されたものを販売しています。革命以前からモスクワやサンクト・ペテルブルグにあった、エリセエㇷ商人の店に似ています。当時のエリセエㇷ商人の店は、商品の質はもちろんのこと、店舗の内装デザインにも優れており、最良店だと言われていました。
そして、シベリアのカンダウロボ村で生産されている商品は、ロシアだけではく、アメリカ合衆国やヨーロッパにも販売されているという事実を考えてみてください。それは、発展と様々な国との友好関係構築への兆しです。
私はバルト諸国を訪れたことがありますが、『友情の家』を訪れた際に、私たちロシアの一族の土地の代表者たちが地元の人々に大歓迎されていたのをこの目で見ました。それは意義あるすばらしい会でした。そして嫌な感じは一切なく、まるでロシアの民と彼らにはなんら違いがないかのように感じました。この会は、まさにインスピレーションを与える集まりとなったのです。
シリーズが出版されている国、私たちと同じ想いを抱く人々が住む国、異なった言語を話すにもかかわらず、境界線を感じることなく、お互いを理解し、行動に移すことができる人々の国を挙げたいと思います。一番目は、もちろん、ロシアです。それからオーストリア、アルメニア、ブルガリア、イギリス、ハンガリ、ドイツ、ギリシャ、スペイン、イタリア、中国、韓国、リトアニア、オランダ、ポルトガル、ルーマニア、セルビア、スロベニア、アメリカ合衆国、台湾、フィンランド、クロアチア、チェコとスロバキア、スイス、エストニア、そして日本。(*ロシア語のアルファベット順に記載)
このような民族間の友情はさらに強化すると思います。それはどんな孤立をも打ち破り、善がすべての闇に克つのです。
さあ、2017年が始まろうとしています。2017年を、10月革命が起きソ連がはじまった1917年と匹敵すると考える人もいます。そして、この年にはきっと“何か”が起こります。ですがその“何か”とは、美しい、永遠なる、歓びのあるものになるのです。ですので、すべての人々に、そしてまず第一に、自らの手で築いた美しい未来を生きる、私の読者に新年の祝福を贈りたいと思います。
カンダウロボ村にあるリンギングシダーズ社のスタッフにも祝福を心から贈ります。あなたたちは実に高品質の商品、シベリア杉のナッツオイルをつくり、世界に感嘆を呼んでいます。あなた方の商品がたくさんの国に届くといいですね。必ずやそうなります。この調子で進んでください!
また、メグレ社(旧:リンギングシダーズ社)の販売代理店、ロシアの様々な都市で営業し、人々にアイディアと商品を届けてくれるすべての販売代理店にも新年の祝福の言葉を贈りたいと思います。この調子で進んでください!
新年、おめでとうございます!
ウラジーミル・メグレは、
リンギングシダーズ社(旧:リンギングシダーズ社)
リンギングシダーズ社販売代理店
「アナスタシア文化財団」
「母なる党」政党
ロシア国内と海外の読者の方々
一族の土地を築いている方々
「アナスタシア ロシアの響きわたる杉」シリーズの各国の出版社
ロシア連邦大統領 ウラジーミル・プーチン
ロシア連邦の政府 国会
に新年の祝福を贈りします。