こんにちは、アナスタシア・ジャパンの岩砂晶子です☆
今日は、ロシアからのニュースです。
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ロシア連邦法務省の登記局(Cadastre and Cartography)のオルグ・スクフィンスキー局長は、
2020年7月3日の『Your Far East』の生放送において、
ロシア政府によって、『極東1ヘクタール法』に似た
『手軽に土地を(英語名称:Land is Simple)』プログラムが計画段階にあると発言した。
このプログラムにより、
土地入手の手続きはさらに簡易化され、
インターネットを利用することでリモートでの申請が可能になり、
ロシア国民はおよそ2週間で土地の権利の入手が完了するとのこと。
スクフィンスキー局長:
「『手軽に土地を』プログラムにより、
ロシアの全国民は、面倒な役所の書類手続きを省略し、
オンラインで簡単に土地を入手することができるようになります。
申請方法はいたって簡単で、
インターネット上の特定のサイトをつうじて、
地図に境界線を設定することで希望の土地を指定し、
ボタンひとつで契約書を作成。
署名をして提出するだけで、
土地の権利を得ることができるようになるのです」
また、『極東1ヘクタール法』の実施地域をロシア全土に拡大する可能性について、
すでにロシア連邦副首長ヴィクトリア・アブラムチェンコ、
ロシア連邦副首相兼極東連邦管区大統領全権代表のユーリ・トルトネフ、
そしてミハイル・ミシュスティン首相
と意見交換を行っていると言及した。
※『極東1ヘクタール法』
ロシア連邦の極東地域において、
最高1ヘクタールの面積の国有地をロシア国民に無償提供するという、
ロシア連邦政府によって2016年から施行されている制度。
2019年3月28日からは、他国に移住した旧ソ連国民らにも対象が拡大されている。
出典:イタルタス通信