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2018年 ロシア日記 DAY5_その1

こんにちは、アナスタシア・ジャパンの岩砂晶子です☆
さー、今年も残すところ2週間となりました。
新しい年になる前までには、なんとかロシアの旅のシェアを終えたいところです(笑)
さー、さっそく参りましょうー!

***
今日は、5年前にスタートしたという
比較的新しいズドラヴォエ祖国コミュニティを訪問します☆

その前に、シネゴリエ・ヴェドルシア祖国コミュニティの一角で開催されたバザーに立ち寄りました。
その際に、売店の方たちがホロヴォードを披露してくれたんです☆
旅仲間も参加して、輪になって踊りました~

こうしたバザーに参加することは、
祖国コミュミティの方たちの現金収入に少しでも貢献することになり、
祖国コミュミティの成功が世間に認められさえすれば、
いつか世界中が、歓びあふれる祖国的な暮らしになる。
小さなことですが、祖国コミュミティを訪れる際に心がけていることのひとつです。

シネゴリエ・ヴェドルシア祖国コミュニティに別れを告げ、
私たちを乗せたバンは、ズドラヴォエ祖国コミュミティに向けて走ります。
ズドラヴォエ祖国コミュミティは、総面積200ヘクタール、全長10kmに、
80世帯の「祖国・一族の土地」が5つに区画化された場所に入っている、
5年前にスタートしたばかりの、比較的新しい祖国コミュミティ。

到着すると、この地域の民族衣装を着た女性が
さっそく敷地を案内してくださいました。
一番最初に目にしたのは、ため池。

ほぼ平坦な土地が多いロシアでは、水問題があります。
居住地の大半が内陸地だということからも、
どうやらロシア人は水に憧れを持っている様子☆
このあたりは、海ナシ県の岐阜に暮らすわたしですら分からない
ロシア人特有の感覚のようですネ☆
さらに「池ブーム」も後押ししているか、
この祖国コミュニティには、30ものため池ありましたよ!
夏は、ため池で泳ぐんだそうです。

また、現在15人の子どもたちが通っている学校もあるし、
コミュニティ全体の広場もあります☆
こちらは学校↓

公園には、船の形をした木製のブランコや、木製のアスレチックといった
立派な遊具がそろっていました。

この祖国コミュニティは、わたしが今まで訪れたどの祖国コミュニティより、
最も設備が揃っている、経済的に一番裕福な祖国コミュニティだと思います。

ほかにも印象的だったことが!
それは、電気が通っていたこと。
今まで訪れた祖国コミュニティは、すべてオフグリッド。
みなさん各世帯で自家発電をしていましたが、
この祖国コミュニティは、
未舗装の道路の脇に、電信柱が立っていたんです☆
ちなみに、最初の4年間は電気ナシの生活だったんですって。
写真↓は、ストーンサークルを撮影したものなんですが、その奥に電信柱が立っているのが見えますよね☆
ちなみに、ロシアの電信柱もコンクリートでできていましたが、四角かったです♪
所変わればで、面白いですね~

電気を通すことができた理由のひとつは、
土地を分譲する際、土地代に、インフラ代を加えているからだそうです。

また、入植しているあるご一家によって製造・経営されている、
自然素材のコスメの製造所兼事務所にもおじゃましてみました。
天然ハーブを原材料にした、石鹸やシャンプー、基礎化粧品ですね。
つまりこの会社は、
ズドラヴォエ祖国コミュニティ全体で運営されているのではなくて、
入植者のあるご夫婦が経営されている、ということです。

また、コミュニティ敷地内には、
ヴェジタリアンのカフェもありました☆

お昼はこちらで、サラダ、蕎麦の実を焚いたお料理、野菜ハンバークをいただきました。
ロシアの方は、頻繁に蕎麦の実を召し上がるみたいですね。
ご馳走様でした~

カフェの横には、現在工事中のスパもありましたよ!
写真に向かって右側がカフェ、池の奥にある左側の施設がスパです。
中央の池で泳いで、カフェでランチを食べ、スパで癒されるっていう感じかしら☆

どうやらこの祖国コミュニティは、
入植者たちが独自にビジネスを展開しているようですね。
もちろん、祖国コミュミティの総会で合意がとれていて、
そもそもこの祖国コミュニティが目指しているイメージに合致しているんだと思われます☆
軌道に乗れば、
多くの観光客がここを訪れることになるのでしょうね☆

写真の右側が、コミュニティ内を案内してくださった奥様☆

そして一番関心したことは、この祖国コミュニティが、
明確なスタンスを持っていたこと☆
2年前のロシアの旅のシェアでもお伝えしたと思いますが、
先駆者的な祖国コミュニティは、
人間関係などを含め、今でも問題をかかえています。
たとえば、
「電気をとおしたい」という世帯もあれば、
「電線すら見たくない」という隣人がいたり、
「敷地内で動物を放し飼いにしたい」という世帯もあれば、
「臭いし恐いからイヤダ」という隣人がいたり・・・。
同じアナスタシア読者であっても、ライフスタイルは異なります。
つまり、
こういったことは、祖国コミュニティをつくる前に、
祖国コミュニティ自体のしっかりとしたルール決め、スタンスを固めておかないと、
あとから収拾がつかなくなってしまう、
というわけです。

先駆者の祖国コミュニティとちがって、あとから祖国コミュニティをスタートする大きなメリットは、
先駆者たちの失敗から、多くを学べることだといえると思います。
そして、まさにこの祖国コミュニティがそのケースだと思いました☆

彼らのスタンスは次のとおり☆
・ヴェジタリアンであること
・農薬は一切使わない
・環境によい洗剤のみ使用
・毎月1回あるコミュニティ全体で働く日に参加すること
(どうしても参加できない場合は、1世帯につき1,500rub支払うこと)

なるほどね☆
確かに、明確だわー!
日本で祖国コミュニティをはじめる方たちも、
ぜひ明確なスタンスを打ち出しから進めてくださいね☆

そしてこの祖国コミュニティに入植を希望者する人が訪れた場合は、
まずはアンケートを提出してもらうそうです。
そこには、たとえば
Q.あなたはとご家族はヴェジタリアンですか?
といったような質問が書いてあるそうです。

こうしてアンケートによる事前のスクリーニングを行い、
そのあとに審査、
そして入植、という流れなんだそうですよ。

5年間で80世帯もの家族が入植し、
電気や未舗装であるものの道路といったインフラ、
さらには立派な遊具が入った公園、ため池、
コミュニティセンターや学校といった必要な施設を、
こんなにも短期間で成し遂げたこの祖国コミュニティ☆
良い悪いということではなく、
単純に、資本力の存在を感じずにはいられませんでした。

しかし、いろいろな祖国コミュニティがありますね☆
興味深いわ~ん!
どんな祖国コミュミティにしたいのかをよくよくイメージしておくことは大切ですね☆

アナスタシア ジャパン

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そして彼女の美しき未来の提案をお伝えしたい
アナスタシアの構想が、今地球上に山積する問題を一掃する最高の方法であると感じ、
美しい未来を創造するために、株式会社直日は誕生しました。

出版社として日本語版『アナスタシア ロシアの響きわたる杉』シリーズの
第4巻以降の刊行を行うとともに、
シリーズに登場するアナスタシア推奨のシベリア杉のオイル、
タイガの厳しい自然が織りなす恵みの輸入販売をとおして、
皆さまの心身の健やかさのお手伝いをさせていただいております。
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『アナスタシア ロシアの響きわたる杉』シリーズ
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