こんばんは、アナスタシア・ジャパンの岩砂晶子です☆
世の中はクリスマス一色なのかもしれないね~☆
でもわたしは
今日もひたすら、アナスタシア・シリーズの続巻の監訳作業をしていまーす。
こんなことをシェアするのはどうかなのだろう?と思ったけれど
本当に感じていることだから
勇気を出して、
わたしが体験していることをありのままシェアすることにします☆
シリーズの監訳作業として一番最初に行うことは、
当然、その巻を読み直すこと。
それからひとつ前の巻と、ひとつ後の巻も読み直しておくの。
そして、もう一度、今回訳す巻を読み直してから、
実際の監訳作業に取り掛かるのよね。
だから、この時点ですでに何度も読み直しているし、
自分でも内容をちゃんと理解しているツモリでいるの。
ところが、ところが☆
一行一句読んで、読み直して、それでまた読み直して・・・とやっていくと
もっと深い、深層のレベルにたどり着くんだよね。
「ツモリ」のときは、
表面だけをサラリと理解している程度だったと、
いつも後から思わされるんだよね。
間違ってはいないけれど、
深みと壮大さの違いがあまりにも大きい。
文字どおり訳すだけだったら、そこまで難しいことではないのよ。
でも、
このシリーズをそんな姿勢で監訳していたら
行間に秘められている
もの凄いエネルギーだったり
あたたかい想いが台無しになってしまう。
今まで社会に存在してなかった価値観や考え方、
アナスタシアやメグレさんの情熱が、
みんなの美しい未来という可能性が
消滅してしまうんだよね。
だから、
魂込めて、一語一句に向き合っているの。
解釈が難しい文もたくさんある(ほとんどがそう・・・)。
でも、何度も繰り返して読み
真摯に向き合っていると、
降りてくるんだよね。
うん、「降りてくる」という表現が一番しっくりくる。
アナスタシアが降りてくるの。
言葉ではなくて、彼女の感覚と気持ちが降りてくるの。
そしてわたしは
彼女が伝えたかった真意を
彼女が降ろしてくる気持ちを感じ取ることで、理解するの。
ときにそれは、
とてもとても深いメッセージで
わたしはパソコンの前で熱い涙をボロボロ流したりする。
深遠な叡智に触れると、
その壮大さに圧倒されたり、
深くてあたたか~い愛に包まれた感覚にもなったりする。
メグレさんの会話や話を監訳すときも同じ。
メグレさんが降りてくる。
彼が、どうしてそこまで情熱を燃やすのかを感じ取ったり、
ときに(頻繁に <ブフフ>)爆発する彼の社会に対する不満が
自分に乗り移ったかのように痛いほど分かったり・・・
(わたしに限らず翻訳家を含めたチーム全員が
メグレ口調で会話をする時期があるのは、これが原因☆)
降りてくると、
私の作業は一気に進む。
でも、肉体の方はとっても疲れるのよね~。
今日も疲れましたー。
もうダメです、おやすみなさーい。