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土地選びにおける鳥獣という課題

おはようございます、アナスタシア・ジャパンの岩砂晶子です☆

とっても嬉しいことに、近年は祖国づくりをはじめるべく
土地を探しはじめた読者さんが増えてきました☆

アナスタシアのお茶会でもお話ししているとおり、
ロシアの気候、土壌、文化、法律などとは著しく異なる日本では、
やはりロシアの一族の土地・祖国とは異なった
日本版の祖国となりますよね☆

日本は国土が狭くて土地も高いし、
たとえその資金があったとしても
1ヘクタールを買い上げるには、
何十人という土地の所有者がいて大変・・・。

そして日本には、
もう一つ避けて通れない課題が・・・
それは鳥獣問題。

その深刻さは、田舎に行けば一目瞭然。
日本の田舎は今、
電柵と休耕田ばかり・・・。

農家が減少しているという理由だけではなく、
作物を植えても鳥獣により収穫が見込めないために
やむを得ず休耕田にしている田畑・果樹園もたくさんあるとか。

アナスタシア・ジャパンにも鳥獣対策について
チラホラ問い合わせがあったりします。

そこで、
生態系に詳しい某学者さんのお話をシェアさせてくださいね。

某学者さん曰く、
訓練したオオカミ犬を敷地内で飼うことが効果的ではないか、
というご意見でした。

特にオオカミに近い日本犬はオススメだそうですよ。

米国などではオオカミを放つことで
生態系の回復や自然が戻ったという事例はあるのですが、
さすがに日本社会ではこれは現実的ではない。

でも、
オオカミ犬や日本犬であれば、
ちゃんと訓練させることができ、
人に害が及ばないようにできる。

いずれにせよ、
一族の土地の敷地は野生動物たちのテリトリーではないことを理解してもらうには、
少なくとも4,5年はかかるだろう、
というお話でした。
そもそも、先住民は彼らだったのですから☆

それから、
育てるなら、在来種の果樹や野菜にすること、だそうです。

今の果物や野菜は、
甘い・美味しい・収穫しやすいように
品種改良を重ねている。
動物たちだって、当然甘くて美味しいものが大好き☆

でも、
在来種であれば、
渋みがあったり、トゲがあったりするから、
鳥獣たちもそこまで寄り付かないかもしれない。

それから、
品種改良された植物たちは
人間の手を必要とするため、
労働を強いられてしまう。

一方、在来種であれば、
アナスタシアの言うように、勝手に育って実をつけてくれる。
わたしたちは、
空いた労働時間でもっとクリエイティブなことができる☆

種は、蒔かれた場所の環境に適応するよう
時間と世代を重ねて変化していく。

だから、
その地域の気候や土壌が合っていなければ、
自然淘汰される。
つまり、育つべくものがその土地に育っていく。

在来種が急速に減っている今こそ
在来種を探し、育てることをオススメされました。

学者さんからのアドバイスは以上です☆

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下記は情報まで☆

野生哺乳類により農作物の被害のワースト3は下記のとおりだそうです。
ワースト1:シカ ←彼らの唾液が樹皮につくと、その木は枯れてしまうらしい
ワースト2:イノシシ ←雑食で土を掘り起こし、農作物やミミズを食べる
ワースト3:ニホンザル 

ニホンザルについて付け加えておくと
被害総額の県別ワースト3は下記のとおり。
ワースト1:山口県
ワースト2:三重県
ワースト3:長野県

ニホンザル被害が少ない県は、北海道・茨城・沖縄

出典:NPO法人里地里山問題研究所

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●追記●
猿追い犬『モンキードック』という方法もあるみたいです。
特別に訓練された犬が、敷地内に入ってきた猿の群れを山奥まで追い払い、その後ちゃんと家に帰ってくる、ということのようですよ。

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出版社として日本語版『アナスタシア ロシアの響きわたる杉』シリーズの
第4巻以降の刊行を行うとともに、
シリーズに登場するアナスタシア推奨のシベリア杉のオイル、
タイガの厳しい自然が織りなす恵みの輸入販売をとおして、
皆さまの心身の健やかさのお手伝いをさせていただいております。
書籍
『アナスタシア ロシアの響きわたる杉』シリーズ
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