子どもも大人も、心に浮かんだことを自由に表現してみる。
うまくできるかどうかを気にせず、やってみたいことを試してみる。
思いどおりにいかなかったら、また考えて、もう一度やってみる。
そんなふうに、誰もが自分のインスピレーションを大切にしながら、
気兼ねなく失敗し、そこから学んでいける場所。
わたしは、そんな場がもっとたくさんあったらいいなと思います。
『アナスタシア・シリーズ』には、
子どもたちが自然の中で自ら感じ、考え、学んでいく「森の学校」や、
これからの時代の教育のあり方を彷彿とさせる描写が登場します。
知識を教え込むのではなく、一人ひとりが本来持っている力を引き出し、
自分自身で世界を感じ取り、創造していく。
そんな学びのあり方に、心惹かれる方も多いのではないでしょうか。
そして、このような思想を思い起こさせる場所が、徳島に生まれようとしています。
その名も、「アトリエ・オノマトペ」。
子どもも大人も、感じて、選び、自由につくるための小さなアトリエです。
この場所をつくっているのは、山下リサさん。
実はリサさんは、アナスタシア・ジャパンが刊行している『アナスタシア・シリーズ』の6巻以降、カバーデザインを手がけてくださった方なのです。
本づくりを通して一緒に歩んできた仲間が、今度は徳島で、
自分の想いを形にしようとしている。
その活動を知り、とても素敵なことだなと思いました。
リサさんがつくろうとしているのは、単なるお絵描き教室や工作教室ではありません。
何を感じるのか。
何を選ぶのか。
どんなものを生み出したいのか。
自分の内側から湧き上がってくるものに耳を傾け、身体や五感を使いながら、
それを自分なりの形にしていく。
そして、うまくいかないことも含めて、その過程を楽しむ。
そんな体験を、子どもだけでなく、大人もできる場所なのだそうです。

読んでいて、改めて感じたことがあります。
それは、豊かな人間を育むために、
必ずしも「学校」という形が必要なわけではない、ということ。
誰かが持っている特技や経験、そして「こんな場をつくりたい」という想い。
それらを生かすことで、
人が自分自身と出会い、自由に表現し、
互いに学び合える場所を生み出すことができる☆
リサさんがこれまで培ってきたデザインや表現の世界。
その経験と想いが、今度は子どもたちや大人たちの創造性を育む場へとつながっていく。
そう考えると、なんだか嬉しくなります。
現在、アトリエ・オノマトペは完成に向けて準備が進められていて、
リサさんは、その場を実現するためのクラウドファンディングにも取り組んでいらっしゃいます。
『アナスタシア・シリーズ』の本づくりを共にしたご縁から、
今回はアナスタシア・ジャパンとしても、リサさんの新たな挑戦を応援したいと思います。
自分の内側にあるものを大切にし、それぞれが自分らしく創造していく。
そんな場が、これから少しずつ広がっていくことを願っています。
山下リサさんの想いや、アトリエ・オノマトペが生まれるまでの歩み、
そしてクラウドファンディングについては、こちらからご覧いただけます☆
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